VCBトリップコイル動作電流測定におけるトラブル
年次点検の応援業務として、サブ変電所での作業を実施。
滅多に実施しない電流引き外し方式VCBのトリップコイル動作電流測定を実施。
OCR裏面でトリップコイルへの配線を切離して、試験器から電流を直接入力。
【注意点】
電圧引き外し方式と同様、出力しながら電流を徐々に上げるとトリップコイルを焼損させる可能性がある。
電流引き外しコイルは一般的に3A、短時間(長くても数秒)の定格。
故障モードで試験電流(1.5A程度から)をセットしトリップしなければ直ぐに出力カット 又は故障継続時間を設定
ところが、本来は2A前後で動作するはずがトリップコイルの動きが安定せず...?
試験器側の設定
62A I1からS31A I1-I2(31A直列)を変更することで不具合解消。
出力時の電圧(容量)が低かった為、動作が不安定な状態となっていたと考えられる。
変更後はR/T相2A前後の動作値で問題無し。
RX47022の仕様・アップデート後のR/T出力切替は62Aレンジのみ有効
・電流出力時の電圧出力 62A→17V、31A→18V、31A直列→34V
・トリップコイルインピーダンス10Ω、電流2Aの場合20V以上必要
※メーカにより値は異なる
・負担が大きい試験はOCR-50GK等の出力容量の大きい試験器がベスト
大なり小なりトラブルはあったものの無事に終了。




