界磁喪失継電器 特性試験

界磁喪失継電器の現地での特性試験について
対象:三菱電機 CGP2-A41D1(CGP2-A01D2)

試験はZF 動作電流/ZB 動作電圧、ZF・ZBそれぞれの位相特性試験(Lead・Lag)
最後に動作時間特性試験を実施する

以下は特性試験の例
※ZF 35.0Ω、ZB 3.0Ωの場合 基本式Z=V/2I 結線の都合上継電器内部で2倍となる
ZF 動作電流試験
V=110V、I=1A Lag270°とし電流を徐々に上昇 理論値 1.57A
注意:電流を10A一定とし電圧を変化させるが、計算上110Vを超える場合は電流を可変する
ZB 動作電圧試験
I=10A Lag270°とし電圧を徐々に上昇 理論値 60.0V

位相特性試験(電流固定、任意の電流位相において電圧を可変させる)
・整定値で実施する場合はZF試験で110Vを超えるので、電流を可変する
ZF 110V固定 240/300°での理論値 1.875A、250/290°での理論値 1.694A
ZB 10A固定 240/300°での理論値 71.6V、250/290°での理論値 64.6V

時限特性試験
I=0→10A Lag270°、V=110V→インピーダンス整定の80%相当電圧へ急変させ測定
インピーダンス整定の80%相当電圧→Z=V/2Iより5.5Ωを得る V=110V I=10
オフセット(ZB)は3.0Ωなので5.5-3.0=2.5Ω(動作範囲)
2.5Ωの80%へ急変なので2.0Ωとなる
よって電圧はV=2IZより40Vへ急変させる

(参考)
ZF 5.0Ω、ZB 0.4Ω時の動作理論値
260/280° ZF:4.9107Ω、ZB:0.4073Ω
250/290° ZF:4.6436Ω、ZB:0.4307Ω
240/300° ZF:4.2004Ω、ZB:0.4761Ω
230/310° ZF:3.5776Ω、ZB:0.5590Ω

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